高齢ドライバーによる事故について
最近ニュースでよく取り上げられている事件です。
まず被害にあわれた方には心よりお見舞い申し上げます
対策として高齢者の免許の自主返納ということが取り上げられており、社会的に認知されつつあるようですが、合理的な解決になっておらずそういういわば情緒的な解決に誘導するマスコミには全く賛成しかねます。
第一年齢による一律処分が重大な人権侵害だという認識がないことが問題です。
成人であれば誰でも年齢に関係なく試験に合格すれば免許が取れるようにするのが当然なのです。
結論から申し上げますとこの問題は高齢だから問題なのではなく運転不適格者の野放しに問題があります。
不適格者は年齢にかかわらず、あるいはどんなに大義名分があろうと(例えば仕事や日常生活に支障がある等)運転させてはいけないのです。
大きな事故を起こした人の多くはその前に重大な事故一歩手前の事故あるいは重大な違反を起こしていることが多いのです。
例えば縁石に乗り上げる、ガードレールや電柱に接触する、対向車線を逆走する、信号無視、など
これらを摘発して即免停にすればそれだけで重大な事故は減るはずです。
こういう危険な運転者を一定期間公道から排除することが重要で道路は快適になり事故に伴う渋滞も減少し、最終的には警察や保険会社の労力も下がります。
免停になった人は技能と学科の再試験を受けて合格しなければ運転してはいけません。
もし免停期間に車を運転したら免許取消しは当然として刑事罰に相当する罪を問うても良いと思います。
車を運転するのはそれぐらい重い責任があると思いませんか。
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